KPL2022夏季 6/8 AG

本日のオーダー

 

对抗路 忆安

打野  未央

中路  久诚

发育路 一诺

游走  爱思

 

 新体制で臨んだが、残念としか言いようがない試合だった。彼らの良い所を見つけようとするが、何も見つけることができなかった。

 

 彼らの試合を見ていて感じるのは、AGのコーチ陣はコーチングができていないのではないか、ということ。コーチングとティーチングは別物だし、ティーチングばかりしているために、選手自らが考えて動くという力を伸ばすことができないのではないかと感じる。そこが状況を瞬時に把握して判断し上手く処理するということが全くできないことに繋がるのではないか。AGを抜けた方が彼らの能力を伸ばすことはできると思う。

 確かにコーチも新しくなったとはいえ、BPも適切にできないようでは勝つ以前の問題。ゲームをプレイしていない人が見て、何故このキャラ…?と思わせるようなBPではまずい。対戦相手のTTGも春季からそこまで変更はないと思うし、今までの試合を見返せばBPの傾向は分かると思うのだが…それができないぐらいAGのコーチ陣は人手が足りていないのか、と思ってしまう。時間が足りないのであれば、削れる時間を削ってチームのために働くべきだと思う。

 

 今回はトップとジャングルがプロ初戦だったし、彼らを責めることは当然できない。この試合は選手歴の長い3人が試合を引っ張っていくべきであり、彼らが誰よりもキル数をもらってしまえばチームとして機能するはずがない。TTGはそこを突いた作戦だったのではないかなと思うし、TTGからすれば時間はかかったものの、かなり楽な試合だったのではないだろうか。キル数を取られてしまえばレベル差がつき、手も足も出せない状況になっていくとしか言えない。それにしても3ラウンド目は一体何だったのだろう…単純なミスを繰り返すほど情けないものはない。

 

 AGは負けると言い訳というか、次は頑張りますというお馴染みのセリフを吐くけれど、その次もいつまでもあるものではない。その次が頑張らなければならなかった今だったのではないか。それでは一体、いつなら頑張るのだろう。時間は有限であり、無限ではない。選手でいられる時間、AGがKPLに存在できる時間、それこそ大事にしなければならないものではないのだろうか。限りある時間をいつまでも無駄にしてはいけない。そこを選手、コーチ、そしてクラブの運営が本当に理解できなければ彼らに未来はないと思う。

 

 1巡目は残り4試合。今回の試合を見ている限り、不安ばかりが残るスタートとなってしまった。