KPL2022夏季 7/9 AG

本日のオーダー

对抗路 忆安

打野  未央

中路  久诚

发育路 一诺

游走  爱思

 

 結果から言えば、今回はストレート負け。やはりS組の壁は厚かったということを実感できた試合だったように思う。

 今回の対戦相手のDRG.GKは一度A組に彼らが降格した際に戦ったことがある相手だが、前回よりも彼らとの差は広がってしまったと感じる場面もあった。しかし、負けたというマイナスな印象だけではなく、AGが少しずつではあるものの成長していると感じる面もあったし、S組との差というのは僅かな差なのかもしれないとも感じられる場面もあった。

 

 ただやはり、AGは相手に押されてしまうと、どうしても退いてしまう癖というのは残ってしまっているなとも感じた。局面の見極めも大事だが、攻撃は最大の防御なのだから、退かずに前に出れば逆に相手が怯むこともあるし、恐れずにどんどん前に出て行って欲しいと思う。

 

 今回の最大の問題はキルを取られ続けてしまったこと。ここで相手との差が出てしまったように感じた。自分達よりも集団戦の得意な相手に単騎で突っ込んで行くのは無謀としか言えないし、5人で1チームなのだから、なるべく多い人数で立ち向かわなければ負けてしまう。…とは言え、単騎の相手にあっという間に4キルを簡単に取られてしまうのは、相手が使用していたキャラに対する対策が今一つ。油断せずにもう少し警戒しなければならなかったと思う。キルを取られてしまえば、別のポジションを守っているメンバーがそちらに応援に向かわなければならなくなってしまうし、そうするとレーンがかなり手薄になってしまう。レーンが手薄になればタワーは簡単に倒れてしまうし、そうなれば不利な状況にどんどん追い込まれてしまう。キルを取られすぎてしまえば、単純に相手とのレベル差もついてしまうし、相手を深追いをしすぎないということは大事。

 

 あとは今回の試合では油断や焦りが感じられたと思う。油断していてキルを取られてタワーを折られ、そこから焦って周りが見えなくなってしまい、また相手に隙を突かれて不利な状況へと持ち込まれてしまっていたように思う。連勝続きで少し緊張も緩んでいたのかもしれないし、程よい緊張感を持って試合に臨んで欲しいと思う。

 

 集団戦では相手の方が確実に一枚上手だったし、その差を埋めるにはチームではもちろん、各自でも練習を積み重ねていくしかない。時間をかけてコツコツと練習しなければその差は埋まらないが、やればやるだけ力がつくし、今回の試合が惜しかっただけに、S組とAGとの差はそこまで広くはないと感じた。どんなに醜くても何とかS組にしがみついて試合をこなしていかなければ強くはなれない。今のAGならS組にしがみつくだけの実力はある。

 

 次週は2巡目ラストスパート突入の2連戦。対戦相手はWBとeStar。ここが2巡目の正念場であり、かなりの強敵。今回の失敗を次に活かすことはできるか。