KPL2022夏季 7/23 AG

本日のオーダー

对抗路 忆安

打野  未央

中路  久诚

发育路 一诺

游走  爱思

 

 今回が2巡目最終戦。対戦相手は春季2位のWolves。春季の半分までは絶好調だった彼ら。しかし、今シーズンは後々のジャングルの入れ替えを考えて選手の編成したためか、バランスが崩れてしまいチームがバラバラになっているように見える。彼らとは同率で並んでおり、ここで負けてしまえばS/Aの入れ替え戦に進むことになる。

 

 結果から言ってしまうと、ストレート負け。今シーズン、彼らがここまで惨敗したのは初めてではないだろうか。例えストレート負けでも何か次に繋がることはあったと思うし、ここまで何もできなかった試合というのは見ていて初めてだと思う。

 

 今回の試合で何が失敗だったかといえば、チームがバラバラにさせられてしまったということ。AGは言ってしまえば5人6脚のような形であり、誰か一人が転んでしまえば全員が倒れてしまうというような状態で戦っている。そこを相手に上手く狙い撃ちされてしまったのではないだろうか。

3ラウンド共に全体的にキルを取られ過ぎてしまっており、ダメージを出せる一诺を中心に狙われたことでチームはバラバラになってしまったように感じた。そして今回に限ってはBPも今一つだったと思う。

3ラウンド目は完全に戦意喪失していたようにも感じるし、だからこそタワーも折れず何もできないまま終了となってしまった。どんなに相手に差をつけられてしまったとしても、はっきり目に見えるように戦意喪失してしまうのはプロとしてありえないし、差をつけられたからこそ根性を見せるときなのではないだろうか。負けているときのAGには絶対に勝ちたいという熱意というものが感じられないし、例え醜くとも最後の最後まで足掻いて欲しいと思うのはおかしいだろうか。彼らは良くも悪くもクールすぎる。

 

 何より、Wolvesが前回の負けを経験してしまったことで、特に変更になったジャングルが奮起し、調子を崩していたトップ・ボットの2人の要も調子を戻し、彼らの結束がより深まってしまったことも負けた要因の一つとも言えよう。

 

 次はいよいよS/A入れ替え戦。対戦相手は元チームメイトが所属するKSG。今シーズン、B組からあっという間にA組の上位2チームに上り詰めた彼らは正に上り調子。そんな彼らを抑えてS組に残ることはできるか。