3/11 KPL A組 AG

本日のオーダー

对抗路 啊泽

打野  初晨

中路  笑影

发育路 一诺

游走  Cat

 

感想

 新型コロナウイルス感染予防の観点から、AG側が会場に行くことができず、今回の試合はオンラインで行われることとなった。

 

 大方の予想通り、AGの敗北。相手が何枚も上手だったとしか言いようがない試合内容だった。

 1回戦目はAGの方が有利だったにも関わらず、隙をつかれてあれよあれよという間に形勢が逆転。呆気なく負けてしまう。

 3・4回戦目はいつものお決まりのパターン。相手に押されている内に負けが決まるという形。

 AG側の事前準備のズレを感じる試合だったかな、と感じた。相手は誰を狙いBANすればいいかしっかりと考え、4回戦目では一诺の得意なキャラを4BANするなど戦略を練ってきていたことに対し、AG側はそういった準備はしているのか?と疑問になってしまう。

 

 AGは誰が強いかということが今回の試合で丸わかりになってしまったし(しかし、これは以前から分かり切ったことではあるが)、何より啊泽・笑影の2名が空気となってしまっていることが痛い。Catはサポート且つ指示出しな分、そこまで大きく動けないのは仕方ない。逆に突っ込みすぎると負けに繋がる。むしろたまにMVPを取れるのはすごいと思う。

 対AG戦の戦略としては、一诺・初晨の強い2名に狙いを定め、そこを集中砲火すればいいのである。

 その対策をコーチ陣は考えているのか?と毎回思ってしまうし、選手の実力を引き出せるように上手く導いてあげるのがコーチの役目だ。コーチの実力というのは選手が実力を出さない限り見えてこないものだし、良いか悪いか、というのはすぐには分からないので、コーチが悪い!と現段階ではっきり言うことはできない。しかし、いくら選手がコーチを頼りにし、信頼していたとしても、単純に人間として良い人が良いコーチとは限らない。選手をしっかり導き率いることができなければ、良いコーチではない。

 

 今回、AGに勝つことができた佛山GKは、現在のA組では敵なしだろうし、順当にプレーオフに出場できるだろう。勝つことができなかったのは、単純にそれがAGの実力というだけのこと。

 プロの選手である以上、勝つ、ということに貪欲でなければならないと思うし、それをプレーに出すことができなければ、どの対戦相手に対しても勝つことはできない。彼らはそういう心構えからも、一から考えていく必要があるのかもしれない。