2/26 KPL A組 AG

本日のオーダー

对抗路 啊泽

打野  初晨

中路  笑影

发育路 一诺

游走  Cat

 

感想

 ストレート勝利できなければS組に昇格できない中、1回戦目は負け。やはり押しの弱さで勝てなかったなと感じた試合だった。

 一诺とCatがパタパタと何度も倒されてしまっては、彼らのレベルも上がらず相手とのレベルの差がついてしまい、立て直しができず崩れていってしまう。負けた試合は今回もそのパターンだったし、何よりもAGは個人よりも団体で戦うことが苦手なのかな?とも感じた。

 このゲームで非常に重要なポジションは打野。AGでは初晨が担当しているが、彼をいかに殺させないように戦うかが今後重要になってくるだろうし、インタビューでも答えている分、それは分かっていることだろう。彼はMVP数では現在TOPだし、油断さえしなければ今後もAGを引っ張っていけると感じている。逆にポジションの入れ替えがあった前シーズンは一体何だったのか…?と今更感じてしまう。

 

 2回戦目からは攻めの姿勢で戦えていたし、その調子でいけば次回はS組に戻れる可能性はあるが、2巡目のA組は激戦区となっている。

B組から昇格した2チーム、北京WB・南京Hero久竞

S組から降格した2チーム、佛山GK・长沙TES.A

そしてA組に留まったのは前回負けてしまった深圳DYGと、AGがここからS組に這い上がれるか、それともB組に落ちてしまうか、それは簡単には予想ができない。彼らが試合で押されていたとしても、負けずに攻めていけるのであればどのチームにも勝てると思うし、S組に戻ることはできると思う。

 個人的に注目しているのはB組から昇格した2チーム。過去に優勝を経験しているチームで尚且つ上り調子だ。この2チームがA組をかき乱してくれることを期待している。

 

 先週は観客を入れての開催となったが、今週からは上海で新型コロナウイルス感染者が増えたことから、再び無観客での開催となる。会場で応援する予定だった各チームのファンには残念な結果になってしまったが、試合を行う上で最優先するのは選手だ。試合を興行としてだけ見るのではなく、選手に配慮し無観客で行うと決定した運営を評価したい。